京都市中京区の歯医者です。京都リサーチパークから徒歩3分。「五条御前」上ル200m「松原御前」の北西角

歯周外科

デンタルエステ(審美歯科) | インプラント|歯科 | 小児歯科 | 口腔外科

歯周外科

歯の病気の代表的なものに、虫歯と歯周病があります。虫歯は“歯”そのものが破壊されるびょうきですが、歯周病は“歯を支えるまわりの組織”に起こる病気です。

自覚症状のない軽い歯周病を含めると、40歳以上の方のうち、10人中8人が歯周病にかかっているといわれ、歯周病は歯を失う最大の原因となっています。

歯周病はどうしておこる?

健康な歯ぐき歯周病は“歯を支えるまわりの組織”の病気と述べましたが、その組織を歯周組織といいます。歯周組織は歯ぐき(歯肉)と歯を支える骨(歯槽骨)、歯根を覆うセメント質、歯根と歯槽骨をつなぐ歯根膜からなり、歯を正しい位置にしっかり固定するための強固な構造になっています。しかし、歯磨きが不十分だったり不適切であったりして、歯と歯肉の間に細菌が住み着き歯垢(プラーク)がたまると、そこに炎症が引き起こります。それが歯周病の始まりです。

歯周病が進行すると、
とっても怖いことになる…

歯周病の進行した歯ぐきはじめは自覚症状が無く、鏡で見ても気づきませんが、そのうち歯肉が赤く腫れたりします。プラークが石灰化し歯石になると、自分では取り除きにくくなって歯周病が悪化し、歯と歯肉が付着している部分に隙間ができます。これを「歯周ポケット」といいます。

さらに炎症が歯肉の内部に進行すると、歯根膜や歯槽骨が破壊されて、歯を固定する力がだんだん弱くなります。この状態のまま放っておくと、ついには歯を失い、そして…

最近の研究によると、この歯周病の進行が

妊婦の早産や低体重児の出産へとつながり、そのようにして産まれた子供には突然死症候群のリスクが高まると報告されています。

また歯周病菌が血管内に入り込み、それが血管内で巣を作ると、これが血栓となって心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなるという調査報告もあります。

歯周病といえども、侮ることなかれ。健康維持には予防が肝心。しかし、すでにかなり進行してしまったなら…(>e<;)

そんな歯周病の治療法は?

比較的軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことができます。しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要となります。この手術の際に、歯周組織再生用材料という手術治療を補助するための、歯科用の材料が使われることがあります。

エムドゲインゲルとは?

エムドゲインゲルは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しいブタ歯胚組織使用歯周組織再生用材料です。エムドゲインゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバディブ)は、子供の頃、歯が生えてくるときに重要な働きをするタンパク質の一種です。現在の科学水準に基づく高い安全性確保の下、幼若ブタの歯胚から抽出精製したもので、2005年5月現在、世界39カ国で使用されています。

エムドゲインゲルを使った
治療法について

手術の前に


歯周組織の状態を調べるために、歯周ポケットの深さを測ったり、レントゲンを撮ったり、その他治療に必要な検査を行います。エムドゲインゲルを使った治療が行えるかどうかは、歯周病の程度や患者さんの健康状態によっても異なりますので、担当の医師とよく相談するようにしてください。

歯周外科手術


手術は麻酔をかけて行います。まず最初に治療する部分の歯肉を切開し、剥離します。

次に歯根表面の清掃を行い、エムドゲインゲルを塗布します。

 

最後に切開した歯肉部分を縫合し、手術は終了です。手術にかかる時間は1時間前後で、手術後、しばらく休んでいただいた後は帰宅できます。抜糸は手術日から2〜6週間後に行います。

手術後の注意点

手術部分は速やかに治っていきますが、手術部分の歯磨きなどは担当の医師の指示に従ってください。また、指や舌で手術部分を触らないでください。

手術後の感染を防ぐために、術後3〜6週間は、消毒薬で口の中をよく洗浄するようにします。抗生物質が処方された場合は、担当の医師の指示に従って服用してください。

定期的な受診について

機能的な歯周組織を取り戻すまでには、数ヶ月から1年程度かかります。歯周組織が再生する期間、および程度は個人差があり、歯周病の進行具合によっても異なります。術後のスケジュールの詳細も患者さんによって異なりますので、担当の医師の指示に従い、必ず定期的な検査を受けるようにしてください。治療が終了した後も、口の中の衛生状態を担当の医師に定期的に検査してもらうことをお勧めします。

歯周病を再発させないためには、
歯や歯の周りをいつも清潔に保つことが大切です。

担当の医師と相談しながら、
いつまでも自分の歯を大切にしてください。

術後のスケジュール例

手術日



抜糸
2〜6週間後

  • 手術部分を歯ブラシやデンタルフロスで磨かない
  • 口の中を消毒薬で洗浄する(3〜6週間)
  • 定期的な検査を受ける
  • 歯科医療従事者による歯面清掃を受ける

6週間後



完治へ
向けて

毎日のブラッシングによる口腔衛生の維持

定期的な受診
歯周組織の再生状況と口腔衛生状態の検査
歯周組織の最終検査が終了するまで

治療後のメンテナンス受診
口腔衛生状態の検査

術後のスケジュールの詳細は患者さんによってことなります。担当の医師に従い、必ず受診するようにしてください。


エムドゲインゲルは、歯周病患者さんの歯を守るために、
2005年5月現在で世界39ヵ国で使用されてます。

エムドゲインゲルは、赤ちゃんのときの歯の発生過程の研究から生まれた、歯周病患者さんのための、ブタ歯胚組織使用歯周組織再生材料です。



Copyright (C) 2006 Takioka Dental Clinic All Rights Reserved.

−素敵な歯医者さん−たきおか歯科クリニック:京都府京都市中京区壬生東高田町30−そんな歯医者を目指します−